今回、視察させて頂いた『Burano Oyama』は閑静な住宅地にあります。
雑木林であった土地を開発した木の温もりあふれる素敵な施設で、木々や野鳥、昆虫などの自然の機能を維持しながら、ヒトも仲間に入れてもらって共に暮らしていくコンセプトの、とても優しい場所でした。
施設は地元の建築士さんと共に創り上げたそうで、将来にわたり管理維持が容易となる仕組み(光熱管理の工夫)や「コミュニティはキッチンから生まれやすい」ことから、キッチンスペースの充実に力を入れたそうです。
Buranoは重症障がい児の多機能デイサービスと、ママの就労をサポートするためのワークコミュニティの2つの機能を持つ複合施設です。
しかし、その実態は幾つもの「こんなことができたらいいな」をプロジェクト化して、地域やその道のプロを巻き込み、実現に導くプロ集団でした!
その一つに「INCLUSIVE CANP」プロジェクトがあります。
「すべての子どもたちに外遊びを。」と株式会社snow peakさんとタッグを組み、「医療的ケアが必要なこどもと一緒にキャンプに出かけよう!プロジェクト」を展開中だそうです。
私たちもLTCのこども・家族と一緒にキャンプを楽しめたらいいなぁと考えていたので、とても興味深いお話でした。
施設内にはsnow peakさんの商品がたくさんあり、使い勝手の良さをご紹介いただきました。
▽見学メンバーの感想を紹介
今回、Burano理事の秋山さんからたくさんのお話を伺いましたが、全てにおいて揺るがない軸を感じました。今と未来のどちらも大切に考えたコンセプト、そして、キーパーソンとなる人脈を作って共に創り上げる姿は、私たちに大いなる刺激と情熱をもたらしてくださいました。この度は、たくさんの貴重なヒントをありがとうございました!
(執筆:みずかみ)
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