🐬かいじゅう探検隊in鴨川シーワールド〜海のいのちと、笑顔でつながる秋の一日〜
- totoromegane1012
- 11 時間前
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更新日:14 分前
10月25日に秋のやわらかな日差しの下、鴨川シーワールドで「かいじゅう探検隊」を開催しました。
重い病気や障がいとともに生きるお子さんとご家族が、海のいのちを間近に感じながら過ごした特別な一日。
当日は5組15名のご家族と、医師・看護師を含む15名のスタッフ・ボランティアが参加し、笑顔あふれる時間となりました。

🐬はじめての県南地区でのイベント
ちばこどもホスピスプロジェクトとして、初めて県南地区でのイベントを開催しました。
会場の鴨川シーワールドは、千葉市から車で約1時間30分。
遠方から向かうご家族のことを思い、スタッフ一同ワクワクしながらも少し緊張した面持ちで準備を進めました。

中には県南地区にお住まいで、はじめて参加されたご家族もいらっしゃいました。
当日の朝は海風が冷たかったものの、日中は少しずつ気温が上がり、直前までの雨予報が嘘のように、雨に降られずに済みました。



受付開始の9時になると、楽しみにしてくださっていたご家族が続々と来館
お子さんの瞳はキラキラ…まさに「ワクワク」が伝わってきました。
🐬シャチに会いに行こう!
受付後は、いよいよオーシャンスタジアムへ。
シャチは日本でわずか3か所でしか飼育されておらず、その迫力あるパフォーマンスは全国的にも人気です。
車いす優先スペースを利用して観覧したパフォーマンスでは、シャチの豪快なジャンプに会場が大歓声!
お子さんも全身いっぱいに喜びを表現してくれ、その姿はスタッフの心にも深く刻まれました。

ご家族からは、「娘は迫力あるシャチパフォーマンスに、大興奮で楽しんでいました」
「車いす観覧席を優先的に利用でき、とても助かりました」といった声をいただきました。

🐬参加者だけの空間でランチタイム
シャチパフォーマンスの後、ベルーガパフォーマンスも観覧し、その後水族館内に直結する鴨川シーワールドホテルに移動して、貸切の昼食会場でゆったりとランチタイムを過ごしました。
横になれる「ゴロゴロスペース」も準備し、「家族3人で同じ時間に、同じご飯をゆっくり食べることができて感動しました」という声も寄せられました。



ランチタイムでは、参加者の自己紹介もおこないました
これを機に交流を深めていただけたらうれしいです^^
🐬なかなか見つけられない?スタンプラリー
昼食後はフリータイム。
しかし、ただのフリータイムでは終わらないのが“ちばこどもホスピスプロジェクト”!
ボランティア3名が フグ・カメ・イルカに仮装して館内に潜伏(?)
見つけたらクイズに挑戦し、正解するとスタンプがもらえます。
「なかなか見つからずに館内を何往復もしました…」というご家族も。
それも良い思い出になったようで、最後は皆さん笑顔でコンプリート!


🐬うみの生き物を間近で観察!ウミガメレクチャー
最後のプログラムは、ベルーガ水槽のあるマリンシアターでの ウミガメレクチャー。
飼育員さんから、ウミガメの生態や鴨川の海岸に産卵に来る話を伺い、その後は実際に小さなウミガメを間近で観察!
ご家族からは、
「まわりを気にせず、ゆっくりと話が聞けて、ウミガメを観察できて娘にとっていい体験ができました」
「水族館の方のお話を直接聞ける機会は貴重なので、うれしかった」
などのお言葉をいただきました。



ウミガメレクチャーがおわり、最後に参加者でベルーガの前で記念撮影をして解散となりました。
🐬おわりに(謝辞)
はじめての県南地区開催ということで不安もありましたが、スタッフ・ボランティア全員の熱意により、大きなトラブルもなく終えることができました。
イベント後、参加されたご家族からは、
「館内が広すぎず、体力的にもちょうどよかった」
「医師や看護師が同行してくれて安心でした」
「帰りの車でもずっと鴨シーの話をしていました」
といった温かい感想をいただきました。
また、今回初の試みとしてクラウドファンディングに挑戦し、目標12万円に対して約21万円のご支援をいただきました。ご協力くださった皆さまに心より御礼申し上げます。
事前の下見を手伝ってくださったかんなちゃん、堀江さんご家族にも改めて感謝申し上げます。

そして、数か月にわたる準備から当日の運営まで多大なご尽力をいただいた
鴨川シーワールドのみなさま、本当にありがとうございました。

ちばこどもホスピスプロジェクトでは、今後もLTCのお子さんとそのご家族に、安心して楽しめる非日常の体験を届けてまいります。

参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
またお会いできることを、スタッフ一同心よりお待ちしております。
主催:NPO法人ちばこどもホスピスプロジェクト
協力:鴨川シーワールド
撮影:スタッフ・ボランティア一同
(執筆:海沼、鈴木)






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