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第9回こどもホスピス寺子屋を開催しました

  • 12 時間前
  • 読了時間: 3分

2026年2月20日 第9回こどもホスピス寺子屋を開催しました。


今回の寺子屋は、千葉県こども病院で緩和ケア認定看護師としてご活躍されている鎌田真紀さんを講師としてお迎えしました。当日は、こどもホスピスプロジェクトのメンバーに加え、お子さまをお空に送ったご家族、看護師、会社員、主婦など、27名の方にご参加いただきました。


オンライン(zoom)にて開催
オンライン(zoom)にて開催

導入では、「小児緩和ケア」についてお話しいただきました。


小児緩和ケアの対象は、終末期にあるこどもだけではなく、生命を脅かす疾患のあるこどもとその家族であり、診断時から始まるケアであることを学びました。私たちこどもホスピスの活動や、重症心身障がいのあるこどもたちへのレスパイトも、小児緩和ケアの一つに含まれます。




また、グリーフケアも死別後から始まるものではないというお話がありました。

これまでグリーフケアというと、大切な家族を亡くした後のケアや、同じ経験をした人同士が悲しみを分かち合うイメージが強くありましたが、今回の勉強会を通して、亡くなる前から始まるケアであることを知りました。




家族が複雑性悲嘆に陥らないためにも、病気や障がいのあるこどもとその家族の思いや希望を丁寧に聴き、その希望を支援していくことの大切さが語られました。


あたりまえの日常を送れることを大切にし、病院では叶えにくいことも、ボランティアなど多くの人が関わることで、夢や希望、目標を実現していくことができます。そうした関わりが、「十分にこどもと向き合えた」という家族の思いにつながり、グリーフケアとなることを学びました。また、家族へのグリーフケアには、両親だけでなく、きょうだいや祖父母へのケアも含まれることを知る機会となりました。

 

後半では、千葉県立こども病院における具体的なグリーフケアの取り組みについてご紹介いただきました。


①グリーフカードをお渡しすること

②ご家族の相談場所(電話相談を含む)を紹介すること

③病院主催の慰霊祭やグリーフケア茶話会を開催していること


など、実践的な取り組みを詳しく教えていただきました。


グリーフケア茶話会は年に1回開催され、主に前年度に亡くなられたお子さんのご家族を対象として実施されています。茶話会当日の様子や、ご家族への細やかな配慮についても共有していただきました。

さらに、両親だけでなくきょうだい児にも後悔やさまざまな思いがあることから、2024年度よりきょうだい児を対象とした支援にも取り組まれていることを知り、大変学びの多い時間となりました。

(執筆:高橋)

 
 
 

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