支える力が集まると、未来が動き出す ― 「第3回ちばこどもホスピスフォーラム」開催報告🌱
- 4 時間前
- 読了時間: 3分
2026年3月29日、千葉市生涯学習研修センター大研修室にて「第3回ちばこどもホスピスフォーラムを開催しました。今年のテーマは、「病院でもない、家でもない いのちの『輝き』をともに紡ぐ場所のつくりかた」。会場には80名の方に足を運んでいただき、心温まる、そして未来に向けて大きな一歩となる貴重な時間を過ごすことができました。

次第にしたがい、小川理事長からの挨拶と活動報告の後、ご来賓の皆様からご挨拶をいただきました。たくさんのお気持ちを寄せてくださりありがとうございました。




基調講演では、「横浜こどもホスピス うみとそらのおうち」の理事であり設計を手掛けられた津島功様に「いのちをはぐくむ空間づくり~こどもの感性を解き放つ建築とは~」についてお話をいただきました。

先生の柔らかな声を聴きながら、以前「うみとそらのおうち」にお邪魔した時の心がゆっくりとほどけていく感覚を思い出していました。
「こどもホスピスは『庭』」という表現が胸に届きました。ひとりでいても寂しくない。なにもしなくてもいられるところ。庭は用途を求めない。そんな居場所であるこどもホスピスを千葉の地にもと願いながらお話を聞いていました。ありがとうございました。
いのちと向き合うこどもと家族を応援するミニコンサートでは、チェロデュオ「たかぎとみたに」のお二人が奏でる豊かな音色で会場が優しさに包まれました。最後の「故郷」の演奏を聴きながら、千葉の地を故郷として育つすべての子どもたちに幸あれと願っていました。ありがとうございました。


シンポジウムでは、まず当団体の横山副理事長から、全国のこどもホスピスの運営形態の紹介とちばこどもホスピスプロジェクトが目指すものについてのお話がありました。「ちばモデル」というのでしょうか?お話を聞きながら進んでいく先が見えたような気がしました。
お二人目のシンポジスト・千葉市保健福祉局次長横田正明様からは、「様々な状況にある方々が『どんな状況にあってもここで暮らしていきたい』と思える地域にしていく。こどもホスピスはそのための一つの取り組みである」という、背中を押される力強いお言葉をいただきました。誰もが「ここで暮らしていきたい」と思える千葉市の中で、行政の方々とも手を取り合い進めていければと思いました。横田様ありがとうございました。

最後に「共創―こどもたちの「やりたい」をかなえる拠点を、共に」という題で、重症心身障害児のお子様を育てる工藤章寛様からお話をいただきました。ご家族の写真を紹介しながら、こどもホスピスのイベントに参加してくださったときの感想をお話ししてくださいました。「医療的ケアの有無にかかわらず、こどもたちそれぞれの『やりたい』を大切にしてくれる場所であると感じた」ということをお聞きし、ご家族が本当に必要としている居場所作りの実現を目指していきたいと強く思いました。お子様たち、花束贈呈の役割を担ってくれてありがとう。これからもいっしょにやりたいことをやっていきましょう。

会場からはたくさんの質問もいただき、若い世代の貴重な意見や質問も聞くことができ実り多い時間となりました。

広い千葉県の中で、たくさんの方々がこどもホスピスに思いを寄せ、共に歩んでくださっていることに心から感謝しています。これからもよろしくお願いいたします。
(執筆:なんちゃん)




コメント