第1回グリーフケアの会を開催しました
- days0828
- 9月9日
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台風一過で青空が広がった9月6日(土)、第1回グリーフケアの会を開催しました。
今回は、お子様を亡くされた4名のお母さまがご参加くださいました。

当日の流れ
まずは、テーマを決めた自己紹介からスタート。本日のテーマは「好きなお寿司のネタ」「やりたくないこと」「好きなアイスクリーム」「最近気をつけていること」の4つです。
「やりたくないことはアイロンがけ!」という声に、「私も同じ!」と共感が広がり、「ハーゲンダッツのミルク、今のリッチミルクじゃなくて前の方がおいしかった」など、話が弾みました。ちなみに、好きなお寿司のネタは全員違っていて、それぞれの個性が光っていました。

場が和んだところで、お茶とお菓子をいただきながら、一人ずつ“自慢のお子様”のお話を伺いました。皆さん、素敵なお子様の写真を披露してくださり、病気の発症から頑張った日々、ご家族との楽しい思い出、学校での様子など、たくさんのエピソードを共有してくださいました。
「うちの子、イケメンでしょう?」「病気でいろいろできなくなっても、いつも前向きに考える子」「自分もしんどいのに、同じ病室の人を『大丈夫』って励ましていた」「治療をしながらも学校に通い、自分の役割をしっかり果たしていた」など、お子様への誇りと愛情があふれるお話ばかりでした。
その後は癒しのワークとして、「レジン シャカシャカイニシャルチャーム」作りを行いました。大切な人を想いながら、色や中に入れるパーツを選び、皆さん一生懸命に取り組まれていました。ほとんどの方が初心者でしたが、少し時間をオーバーしながらも、楽しく充実した時間となりました。

レジンを作る機器
癒しのワークの途中からは、「こどもホスピス」の活動に関心を持ってくださった看護専門学校の学生さん3名と先生が参加されました。作品を飾る際には、学生さんが手持ちのマスキングテープを使って、ホワイトボードにかわいくレイアウトしてくださり、素敵な写真が撮れました。ありがとうございました。

「もっともっと話したかったね」という声もあり、第2回の開催に向けて準備を進めていきたいと思っています。

執筆:グリーフケアチーム 小川純子






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