
2024年6月28日に『第3回 こどもホスピス寺子屋』をオンラインで開催しました!
金曜日の19時からという貴重なお時間に、重症心身障がい児のことをもっと知りたい!と、10名以上の方が参加してくださりました。
今回は『重症心身障がい児と安全に楽しく遊ぶためのこつ』をテーマに、重症心身障がい児や医療的ケアを必要とするお子さんとの関わりが深い、石原あゆみさん(医師・ちばこどもホスピスPJ)と佐伯香織さん(看護師・ちばこどもホスピスPJ)からお話を伺いました。

石原さんからは、重症心身障がい児と医療的ケア児について、こどもの特徴や必要な医療的ケア(装備)などを、こどもに必要な装備を配置したバギーの写真を用いてご紹介いただきました。大きなバッテーリーを持ち歩くなど、とにかく電源が大事なのだと分かりました!

佐伯さんからは、重症心身障がい児とのコミュニケーションの取り方のヒントとして『波長を合わせて、サインを感じる』という、こどもの目線で感じたり考えたりするケアの在り方を教えていただきました。
参加者からの「体温のコントロールが難しいと聞くが、夏祭りで暑さが厳しいイベントで関わった時に、どのようにして観察したら良いのか」という質問には、重症心身障がい児の母が答えてくれて「顔が赤くないか、体に触って熱くないかでおおよその判断が可能」と。なるほど!

参加後のアンケートでは
「とても分かりやすく重心児の特徴とコミュニケーションの取り方のヒントを教えていただきました」
「重心児との関わり方のご説明がとても具体的で、とても参考になりました!」と、実践的な学びに満足の声を多くいただきました。
こどもたちと夏祭りのイベントを楽しく過ごすには、ご家族にお子さんの特徴を教えていただきながら、先ずはこどもの視界に入り、心地よいと感じる声掛けやスキンシップで、お互いを知り合うことからはじめることが大切!
今回の寺子屋に参加し、今度の夏祭りイベントでたくさんのこどもたちに出逢うことが待ち遠しくなりました♡
は〜やく、こいこい、夏祭り♪
(執筆:みずかみ)
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