秋の味覚を求めて出掛けたら・・・素敵なひろばや人との出会いがありました!
9月10日(日)、17日(日)は、千葉県八街市にある「風の杜ひろば」にて栗拾い。
両日とも、2家族ずつご参加。30度超えの暑さと、蚊が多かったこともあり、重症心身障害のこどもたちは涼しい室内で待機(重症心身障害のこどもは体温調節が苦手なことが多く、熱がこもってしまいやすいのです)。
「いってらっしゃ~い!たくさん拾ってきてね~」
栗拾い部隊は、万全な蚊対策・・・長袖長ズボンを着用したり、虫よけスプレーを使用したりして外に繰り出しました。ちなみに、オニヤンマのブローチをつけてきたママは、刺されませんでした。どうやら蚊は、天敵であるオニヤンマを見ると、近づいてこないらしいです!
「栗拾いなんて、こどものころ以来!」「栗拾いするのは初めて!」とワクワクしながら栗の木の方へ。
「あった、あった~!あ、ここにも!あ、そこにも~♡」
ちなみに、ひろばを案内してくださったのは、「栗の神様」と呼ばれているお方!栗拾いに慣れていない人には見つけるのが難しい栗を、次々に見つけ、「ここにもありますよ~」と何度も教えてくださいました。
おかげさまで、どっさり!
「風の杜ひろば」は、“車いすでも散策ができるように”と作られたひろばで、四季折々の自然が満喫できます。管理運営しているのは、「子育て協議会やちまた」(地域住民が主体となり、「認定NPO法人 コミュニティケア街ねっと」や「生活クラブ風の村」と一緒に子育て支援を行う団体)で、“地域の方々が憩える場所になるように”と開放していたり、多世代が交流できるイベントを開催したりしている素敵な場所。
ひろばに隣接する特養ホーム内の「喫茶アルルカン」は、現在はテイクアウトのみ営業されていますが(コロナ対策)、栗拾いの日は特別に、こどもたちの待機場所として室内を開放してくださいました。そのご配慮がとても嬉しく、ありがたかったです。地域コーディネーターさんもいらしてくださり、こどもたちを見守っていてくださったり、オムツ交換の場所を用意してくださったり、大変お世話になりました!
近くに住んでいらっしゃる、ちばこどもホスピスプロジェクトのメンバーさんが、2日ともサプライズで顔を出してくださったりして、和気あいあいと楽しい時間を過ごせました。参加した方からは、「こんなふうにゆっくりコーヒーとケーキをいただく時間、普段はとれないから、すごく癒されました!」「栗ごはん美味しかったです。また遊びに来ます!」など、感想をいただきました。
初めて触る栗の感触♡
また来年も、皆さまと一緒に栗拾いするのを楽しみにしています🌰✨
※写真の掲載に関して、医ケア児ご家族の許可をいただき、使用させていただいております。
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