いっぱいの笑顔に出会えました。
ちばこどもホスピスプロジェクトとして2つ目の大きなイベント『夏まつり』を開催しました!
連日の猛暑日。暑さに加え、巷では感染症の不安が広まるなか、医療的ケア児(以下 医ケア児)とそのご家族9組36名の方にご参加いただき、ボランティア34名と一緒にみんなで夏祭りを満喫しました。

私たちはまだ、自由に使える自分たちの建物を持ち合わせていません。
そこで、「空いている日曜日だったら使っていいですよ」という優しい園長先生のご厚意により、千葉県佐倉市にある『生活クラブ風の村保育園佐倉東』さんを会場としてお借りしました。
木の温もりと広々した空間で居心地が良く、こどもたちがのびのび過ごしているのだろうとイメージできる、最高の癒しスポットでした!園長先生、保育士さんのみなさま、本当にありがとうございました〜💕

『夏まつり』っぽいでいいの? 本物の『夏まつり』にしようよ♪
プロジェクトメンバーのその言葉をキーワードに、会場を賑やかにちょうちんで飾り付け、本物の『テキ屋』さんにお好み焼き・焼きそば・かき氷・わらび餅・ヨーヨー釣りの屋台を開いてもらい、細かな時間は決めずに自由に楽しんでもらえる『本物の夏祭り』を目指しました。

医ケア児もきょうだいも夢中になって、魚釣りゲームやうちわ作りを楽しみました。

中でもヨーヨー釣りは医ケア児に大人気。
車椅子からでも届くなが〜い竿を使い、狙いを定めて釣り上げる。
「そこそこ」「もうちょっと」と見ているギャラリーも力が入りますが、苦労の末釣り上げたヨーヨーの重みを感じた瞬間の「どうだ!やったぞ!」という満足感たっぷりの表情。
たまりませんね〜💓

会場には疲れた体を癒す『スヌーズレンの部屋』もご用意しました。
その他、大きなテラスには気持ちの良い風が流れ、至る所でご家族の団らん、ボランティアスタッフとの交流がありました。

そして、スタッフにも内緒のサプライズ企画!!
医ケア児ママ デュオによる ウクレレ弾き語り『手のひらを太陽に』の合唱。会場にいた人がひとつになった瞬間でした💕

本物の『夏まつり』はこれだけではありません。
「花火が見れるんだって。えっ?見るだけじゃない? うちの子も花火ができるの?」
実は、酸素を使用している場合、火元と2m以上の距離を保つ必要があるのです。
医ケア児ママと医療職のプロジェクトメンバーは考えました。
2mの長い棒の先に花火をセットしてみては💡
長い棒の重みに負けないように、ボランティアが手持ち棒を支えて、いざ!
生まれて初めての花火を、ばっちり視界に入れて体験しちゃいました👏

花火のパチパチを間近に感じ、お顔を花火色に染めながら、持つ手は緊張していましたね。

打ち上げ花火も、こんなに近くで見た事なかった。
みんなでやった花火大会サイコーでした!
また来年も、 やりましょうね。

※写真の掲載に関して、医ケア児ご家族及び参加ボランティアの許可をいただき、使用させていただいております。
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